たまたま、ネット上でこんな情報を拝見しました。
自分のところでアイドル呼んどいて光り物とヲタ芸を禁止するROCK IN JAPAN FES. – 市況かぶ全力2階建 http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65801999.html
僕自身、最近のフェス事情はあまり詳しくないですが、どうやら記事タイトルの通り(ロック)フェスにアイドルを呼んでおいて、そのファンへは規制を加えたことに対する様々な反応がまとめられております。
なんともいえない違和感を感じたのですが、ロック好き対ヲタクという構図では全然なくて、「ロック」の定義が論点のような気がしますね。ロックの定義が当然みんな違うからね。
1. ロックは音楽性・ファッション性に対してのみ定義される場合
→ そもそも(音楽・ファッション的に)ロックじゃないアイドルをフェスに呼ぶ主催者がおかしい。アイドルファンに(ロック的?)な楽しみ方を押し付けるな!
2. ロックとは、メッセージ性やその生き様だ!と定義される場合
→ アイドルや芸人だって、(生き様や発信者として)ロックな存在であれば、出演すべき。だが楽しみ方に規制をするコト自体がロックじゃない。ロックは自由だ!ラヴアンドピース!サマーオブラヴ!
3. ロックは体制に反抗するものと定義される場合
→ 主催者=体制と捉えれば、主催者はフェスの楽しみ方に規制を加える悪者だ。徹底的に抗戦する。ロックは自由だ!ラヴアンドピース!サマーオブラヴ!
こんな感じですか?
僕自身の見解としては、ペンライト、サイリウムの持込、使用禁止についての理由については、少々疑問を感じます。
え?
打ち上げ花火をステージに向かって飛ばしたり、出演オファーがないのに持ち込みマーシャルをフルテンでステージに向かって鳴らしたり、出演者にレーザー照射したりしたらさすがにマズいと思いますが…(振り回すことによる)他の観客の迷惑になるなら、曲の合間に拳を振り上げるのも、タオル振り回すのも規制しないと筋が通らない気がしますな。
(楽しみ方の)好き嫌いは別にして「ロック」って様々なサブカルを飲み込んで何処へ向かうのか誰にもわからないものだと(僕は)思いますので、「ROCK」 IN JAPAN FESと銘打ってるなら、もう少し懐が深くてもいいのかな?とは思いますねぇ。
まぁ、何だかんだ言っても、安全性だけは確保しないと、たちまちイベント自体が中止に追い込まれてしまいますから、主催者の皆様も大変だと思いますが、どうか頑張って下さい。