今年もフジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL’17)が近づいてきました。ヘッドライナーにはGORILLAZ、APHEX TWIN、Björkが並び、他にもQUEENS OF STONE AGE、LCD SOUNDSYSTEMら大物アーティストに加えて、邦楽アーティストも相当ヤバいことになってますね。
さて、そんなフジロックフェスティバルですが、まだ行ったことがないという方のために参考までにフジロック会場(苗場スキー場)への最も安価に行ける方法をお伝えします。どうしても「行くまでが大変そう…」と言ってる人も僕の周りにいたので…
※ちなみにここでご紹介するのは、チケット代と交通費をいかに安くするかです。宿またはキャンプする場合の費用は考慮してません。すみません。
では、以下。(友達が少ない人向けに車で相乗り、敷居の高いヒッチハイクは除外します。)
まず、1月末に発売される1次予約チケットを入手する。
一応、抽選もありますが3日間の通しチケットが、36,000円(税抜)で入手できるチャンスです。もちろんこの時点では出演アーティストは一切発表されていませんが、そもそもフジロックは特定のアーティストだけ目当てで行くにはもったいないです。アーティストに拘らずに場の空気感を楽しみましょう。
見事、抽選に当選(外れてもすぐ2次予約が始まります。値段が少しアップしますが…)すると7月上旬にこんなリストバンドが送られてきますよ。
チケットの入手が確定したら6月くらいに出演アーティスト発表があるまで、ひたすら楽しみに待ちます。で、ヘッドライナーをはじめ出演アーティストがほぼほぼ確定した7月になったら、
JR、みどりの窓口で「青春18きっぷ」を購入します。
これです、コレ。
以外と知らない人が多いので、軽く説明すると全国のJR普通・快速(新幹線・特急はNG)に1日乗り放題×5回分になってる切符で、1枚11,850円です。よって東京から新潟までならJRのみなら、往復でわずか4,740円で行けるのです。しかもこの青春18きっぷは1枚を複数人で使用も可能です。(2人で使えば4回分使用で1回分あまる。→金券ショップへ売れば良し。)
では出発しましょう。また目的地の越後湯沢駅はSUICA、PASMO等が使えませんので、むしろ青春18きっぷなら余裕で改札を抜けられますよ。
まず始発で高崎へ
赤羽あたりから(人によっては大宮を経由して)JR高崎線(前橋行)で、向かいます。すでにここまでで2時間くらいかかりますので、疲れたなという方は、高崎で一旦改札を出て(青春18きっぷは1日の間は1回分で途中下車何度もOK。)、休憩してもいいかも。出てすぐロッテリアがあり、広くて携帯充電もOKです。(2017年7月末時点でロッテリアのあったエリアは改装中でした。ただ駅ビル自体にいろんなお店が入ってますので安心です。)※ただ次の目的地への電車の本数は少ないため、1本見送ると次は結構待つことになるので、そこは注意が必要。それではJR上越線(水上行)に乗りましょう。
次は水上(みなかみ)へ
こんな感じの鉄道旅の情緒を感じる駅です。この辺りになると、他の乗り換え客はフジロック参戦する人ばかりになりますので、勝手に親近感が湧いてきます。ここまで来ればあと少し。高崎から来るとこの駅が終点ですので、せまい階段上って反対側のホームへ向かい、JR上越線(長岡行)に乗車していよいよ越後湯沢を目指します。
さあ、越後湯沢駅に着きました。
わーい!着いた。ここで1点、先にも述べましたが越後湯沢駅はSUICA、PASMOが使えません。これで改札出るのに時間かかっている方もよくみかけます。ご注意を。無事改札を抜ければ…
こんな風に迎えてもらえます。駅ビル内にはコンビニ(NEWDAYS)はもちろん、大きなお土産屋や売店が集まったモールがありますので、そこでいろいろ調達可能です。僕のおすすめは西口(シャトルバス乗り場と反対側)を出て少し歩くとセブンイレブンです。カップ麺やつまみ、お菓子はそこで調達するのもおすすめです。フジロックで何日か過ごす場合、美味しいフェスご飯はたくさんありますが、お菓子の入手は割と困難になります。急に恋しくなるクッキー系やポテチ系は買っておくと良いですよ。物資を入手したら、いよいよ現地へ向かいましょう。
はい。シャトルバス乗り場です。シャトルバスの始発は(前夜祭の日なら)12:00だと思います。これ以降は割と本数はあります。こういったところがスムーズでフジロックのスゴさを感じます。この時点で雨が降っていないことを祈りましょう。無事バスに乗れたら4~50分。途中で会場を見渡せる箇所があり、胸が高鳴ります。
着きました。画像は夜になってますが…始発で向かえばお昼前には会場に着きます。新幹線やバスツアーでなくとも時間はかかり、お尻は多少痛いですが、こんなに安く来れます。※あらかじめ荷物をヤマトで現地に送っておくことも可能ですよ。帰りも自宅へ発送可能です。それでは素敵なフジロックライフを!