介護福祉士への道 介護職員初任者研修編 1

とある事情により福祉分野における国家資格である介護福祉士の資格取得することとなった。第一段階としてまずは介護職員初任者研修を修了したい。その勉強をまとめたものをブログに残しておこうと思う。

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日本の介護業界の現状

  • 急速な(少子)高齢化が進んでいる。
  • 介護保険制度が導入されて以降、介護サービスが量的拡大されている。
  • 利用者本位の視点が重視され、権利意識・コスト意識も高まっており、サービスの質的向上も求められている。

介護職の昔のキャリアパス

介護職員基礎研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級などを修了してから、介護福祉士を目指すが、養成の道筋が複雑であった。

介護職の現在のキャリアパス

  1. 福祉系の学校や養成施設を経由しない場合は、基本的に実務経験ルートとなる。
  2. 介護職員初任者研修を修了。
  3. 介護福祉士実務者研修を修了。
  4. この時点で該当する福祉施設で3年間(期間1,095日かつ従事540日)の実務経験が必要。
  5. 介護福祉士国家試験を受験、合格する。

※公益財団法人社会福祉振興・試験センターの受験資格を見ると、実務経験3年で介護職員初任者研修をすっ飛ばして実務者研修を修了すれば、介護福祉士国家試験を受験可能だが、あまり一般的ではないようである。

介護職員初任者研修とは

  • 在宅・施設で働くのに必要な基本的な知識・技術を習得。
  • 上司の指示を受けながら介護業務を実践する能力と考え方のプロセスを身につける。
  • ちなみに厚生労働省は到達目標を明示している(ここでは割愛)。

介護福祉士養成課程について

2007年に介護福祉士の根拠となる社会福祉士及び介護福祉士法が改正され、尊厳の保持、自立支援を念頭に介護福祉士養成課程の見直し、再構成された。

  1. 生活を支えるための介護
  2. 介護を学ぶための基礎知識である人間と社会
  3. 多職種協働、適切な介護の提供のためのこころとからだのしくみ

カリキュラムの合計時間は座学、実技をあわせて130時間である。

さて、ゆるりとがんばるとしよう。

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